フィギュアスケートの「大阪府立臨海スポーツセンター創立50周年感謝祭」が21日、同スポーツセンターで行われ、22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が参加した。
鍵山がサプライズゲストとして登場すると、この日一番の歓声で出迎えられた。アンコールも含めた2曲で観客を魅了し「すごく緊張したけど、演技もしっかり集中することができた。お客さんも温かく迎えてくれていい思い出になった」と振り返った。
2022ー23シーズンは、左足のけがで全日本選手権のみの出場。それでも、この日は軽快な動きを披露し「まだ完全ではないが、全然問題なく練習できる状態。いい感触がつかめてきている」と回復を強調した。
リハビリ中は、自身の動画を振り返り課題を研究。「やるべき目標が頭の中で整理されてきた。1日1日を無駄にすることなく練習できている。まずは、プログラムの完成度を高める意識でやっていきたい」と意欲を示した。
今後の出場試合などは未定としながらも「自分にしかできない武器をたくさん増やし、全日本、世界選手権で1位を目指したい」と来シーズンへの意気込みを語った。