◆パ・リーグ オリックス0―1日本ハム(19日・京セラD)
日本ハムの加藤貴之投手(30)が8回を無失点に抑え、今季3勝目。開幕カードを除き、新庄政権初の4位浮上に導いた。
前回登板の13日ロッテ戦は完封勝利。自身初となる2試合連続完封がかかっていたが「行きたかったけど中5日だったので」と口にしたように、登板間隔が短かったこともあり、8回94球で降板となった。
新庄剛志監督(51)は「最後は加藤君でも良かったんですけど、田中正義君に自信というものをつけさせたかった」と継投を選択したが、散発4安打に抑えた加藤貴の投球に関しては「パーフェクト」と賛辞を惜しまなかった。
「本当に長いイニングを投げたいと思っていたので。そこは自分的には良かった」。そう振り返った加藤貴の好投が、今季2度目となる3連勝の原動力となった。