宝塚歌劇団は19日、宙組「カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~」の東京宝塚劇場公演千秋楽(6月11日・後1時30分開演)の模様を全世界へ向けてライブ配信すると発表した。
宙組トップコンビの真風涼帆(まかぜ・すずほ)、潤花(じゅん・はな)のサヨナラ作。同公演はイアン・フレミングの同名スパイ小説を原作にしており、「007シリーズ」で映画化もされて世界的に知られる。
千秋楽の模様は国内向け配信とは別に、動画配信プラットフォーム「Beyond LIVE」を通じて、英語、韓国語、中国語(簡体、繁体)、インドネシア語、スペイン語、ベトナム語、タイ語の8言語の字幕に対応する。チケットは27ドル、3万5000ウォン。なお、著作権の関係で世界向け配信は本編のみで、真風のサヨナラショー以降は流さない。
また、日本との時差のためライブ配信視聴が困難な国・地域にも楽しんでもらうため、6月26日午前4時(日本時間)からリストリーミング配信(英語字幕のみ)も実施するという。