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【岩田康誠の熱血!!競馬道】思い出すヌーヴォレコルトの14年オークスV リバティ一強ムードの今年は…

スポーツ報知
ハープスター(手前)の猛追を首差でしのいで勝ったヌーヴォレコルトと岩田康(右)

 今週はオークスが行われます。今年は騎乗馬がいませんが、リバティアイランドが注目を集めていますね。こんな「一強」ムードのオークスで思い出すのが、ヌーヴォレコルトで勝った14年です。

 桜花賞馬ハープスターが単勝1・3倍の圧倒的1番人気。当然、その強さは十分に分かっていました。ただ、3着だった桜花賞の走りから、距離が延びればチャンスもあるのではという気持ちも十分にあったのです。だからこそ、ロスを最小限に抑えるように馬群を割る厳しい競馬を選択。勝負に出た結果が逆転につながってくれました。今年のリバティアイランドも確かに強そうですが、まだ適性も定まり切っていない3歳牝馬による一戦。何が起こるか分からないのが競馬ですからね。

 今週は京都での騎乗。日曜メインの高瀬川Sはテイエムランウェイに騎乗します。前走は7着ですが、使いつつかなと思っていた中で中団から差してきた内容は悪くない。怖がりな面が解消され、競馬に幅が広がってきました。中間は使った上積みもしっかりと感じられますし、楽しみにしています。(JRA騎手)

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