◆東都大学野球春季リーグ戦第4週第4日▽中大3―0日大(18日・神宮)
日大は、市川祐投手(2年=関東第一)がリーグ戦初完封を果たし、中大に先勝した。
市川は、184センチの長身からストレート、スプリットなどの変化球を丁寧に投げ込み、中大に許した安打はわずか4本。無四球で9回を投げ切った。
「最初に先制してもらって(1回裏に1点)、9回までゼロで行こうと…。ストライク先行で、右打者にも左打者にも投げることができた。初球から打たせたり、落ち球で三振を取れました」と市川。今季3勝目を完封で飾り、防御率0・70でリーグのトップに立った。
「コントロールが良く、どんな時でも平常心で投げている。頼もしいです」と片岡昭吾監督(45)。ここまでチームの勝利の全てを挙げている右腕をたたえていた。