宝塚歌劇星組トップスター・礼真琴が15日、兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団で、星組公演「1789~バスティーユの恋人たち~」の取材会に出席。東京公演千秋楽翌日の8月28日から約2か月、休養することについて自ら説明した。
公演は6月2日~7月2日に宝塚大劇場、7月22日~8月27日の東京宝塚劇場で上演されるが、礼はその後の外部劇場公演には出演しないことが発表されている。次回の大劇場公演の稽古まで約2か月、休養することになる。
礼は「私事ですが、すでに発表済みではございますが『1789』後に休養期間をいただくことになりました」と切り出し「2019年(10月)にトップになり約3年半になるんですが、皆様に支えていただきながら、コロナ下での舞台を過ごして、たくさんの学び、すばらしい経験をさせていただきました。その中で、今後もよりよい舞台に挑戦していくために、自らのコンディション、調子を見つめて整えていくための時間をいただくことになりました」と説明。ほぼ休みなくトップとして走ってきたため、心身を整える期間にすると明かした。
休養期間中にトップ就任丸4年目を迎え、5年目に突入する。「舞台に立つ情熱をなくしたわけではありません。自分自身、舞台に立っている時が一番幸せなので。また、その後に舞台に戻ってくるために努力を重ねて、レベルアップしたい」とファンに向けて約束した。劇団によると、病気やけがの治療期間ではないという。