横浜FM、敵地で新潟に1―2敗戦 逆転負けは22年3月以来「後半何が起きたのか」

◆明治安田生命J1リーグ▽第13節 横浜FM1―2新潟(14日、デンカS)

 横浜FMは敵地で新潟に1―2で敗れた。前半終了間際にMF藤田譲瑠(じょえる)チマが今季初ゴールを挙げたが、後半は流れをつかめず2失点。3連勝はならず、2位は維持したものの、首位・神戸との勝ち点は5差に開いた。

 前半は勢いを持って入り、相手GKのセーブも光ったが、チャンスを多く作った。前半終了間際にセットプレーの流れからFWヤンマテウスの上げたクロスに藤田が頭を合わせた。しかし1点リードで迎えた後半は一転。自陣からのビルドアップがつながらず、ことごとくセカンドボールを拾われて押し込まれた。後半12分、DFエドゥアルドからMF西村拓真への自陣でのパスを奪われて失点。10分後には強烈なミドルシュートをフリーで打たせて逆転を許した。早い段階でMFマルコスジュニオールらを投入したが、前線へのボールがうまく入らず、1点止まりだった。

 マスカット監督は「前半はここまでできるんだってくらいエキサイティングな試合をしてくれて、楽しかった。なぜ前半できたことが後半できなかったのか。能力的な部分ではない。後半何が起きたのかがわからない」と首を横に振った。後半の戦いについて「今は終わったばかり。後から分析したい」と前置きした上で「相手がどうこうは考えず、もちろん相手の良さはあったが、後半相手もスピードやプレッシャーの面で強くくると言っていた中で、下がるのかというとそうではない」と選手たちの姿勢についても言及。「負けて本当に悔しい。現実を受け入れて次へ準備をしないといけない」と必死に前を向いた。

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