巨人の平内龍太投手が14日、支配下に復帰した。この日は東京ドームで行われた試合前練習に参加し、その後、報道陣の取材に対応した。「リハビリは、はじめは順調にいっていたんですけど、途中でつまずくこともあって、うまくいかないこともあった。それがここまで来られてまた1軍の舞台で投げられることはすごくうれしいです」と喜んだ。
平内は昨季は53登板と飛躍し、プロ初勝利を含む4勝4敗、防御率4・32の成績を残した。しかし、違和感のあった右肘のクリーニング手術を昨年11月に受けて、育成選手として再出発。その後は4月の3軍戦で実戦復帰し、2軍イースタン・リーグで4登板、計5回6奪三振、防御率3.60。連投テストも行い、背番号11で復帰を果たした。「原監督からはやっぱり『7、8回が苦しんでいるからそこの候補の一人であるから頑張ってくれよ』っていうふうには言ってもらいました」と右腕。「厳しい状況と言われていますけど、まずは自分のやるべきことをひとつずつやって結果につなげて行ければと思います」と意気込んだ。