【中日】プロ1号の岡林勇希と数奇な縁…10年前の同日にプロ初弾の“兄貴分”加藤翔平「2本目見るのを楽しみ」

ロッテ時代の2013年、プロ初アーチを放った加藤翔平
ロッテ時代の2013年、プロ初アーチを放った加藤翔平

◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―7中日(12日・神宮)

 偶然なのか必然なのか―。中日・岡林勇希外野手がプロ4年目で初アーチとなる2ランを放った。背番号60は「びっくり。まさか自分が打てると思ってなかった。去年あれだけ打席数もらっていて打てなかったので、すごくうれしい」と破顔した。

 ベンチで数奇な縁を感じていたのは、普段から岡林の“兄貴分”として奮闘中の加藤翔平外野手だった。この日、8回に代打で登場し貴重な追加点となる適時打を放った加藤翔は、ロッテ時代の2013年5月12日の楽天戦で、プロ初打席、初本塁打を記録していた。10年前の同日という縁に、加藤翔は「奇跡ですね。僕は2本目を打つまでに1年かかったので、早く2本目見るのを楽しみにしています。ちなみに、僕の2本目はサヨナラホームランでしたけどね!」。弟分が放った会心の一撃は、チームの勝利とともにうれしかった。

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