先週日曜(5月7日)の朝は、ケンタッキーダービーをリアルタイムで観戦しました。さすがアメリカが誇る一大イベント。画面越しに現地のものすごい熱気が伝わってきました。
今年はJRAからデルマソトガケが出走。ドバイでUAEダービーを勝っての参戦で期待していましたが、スタートの後手が痛かったですね。ポジションを上げてリカバリーしたぶん、直線でしんどくなりました。ゲートがスムーズだったら、もう少し頑張れていたと思います。ただ、6着という結果は胸を張れるもの。ダート路線も確実に「世界」が近づいていると感じました。米国の3冠競走は1か月半ほどで行われる過酷な戦い。日本馬は帰国しましたが、残る2レースも楽しみです。
土曜(5月13日)は京都で6鞍に騎乗します。9Rのヨリキリは今週の追い切りでいい感触がつかめました。昇級戦ですが、相手ひとつで通用しそう。バジオウは3歳時からセンスのいい走りをしていて、2走前もG3で3着と好走しています。オープン特別なら勝ち負けを期待します。カレンラファータは距離短縮がいい方に出てほしいです。 (JRA騎手)
▼池添謙一騎手5月13日の騎乗馬
【京都】
4R エールレヴリー B
6R カレンラファータ C
7R ベジェサ C
9R ヨリキリ B
10R インベルシオン C
11R バジオウ A
(本紙評価)