2歳馬のトレーニングセール、2023千葉サラブレッドセールが12日、4年ぶりに船橋競馬場で行われた。セリ開始前に公開調教も行われ、58頭が上場され、55頭が売却された。
最高価格は、4月調教で2番時計だったダンサーデスティネイションの21(牡、父ロードカナロア)の1億円(税別)で、林田祥来氏が落札した。母は伊1000ギニーの勝ち馬。 2番目は、ハーツクライ産駒サラーシスの21(牡)の9400万円(税別)でキーファーズが落札した。母はレイヴンランSなど米国の重賞を5勝を挙げている。
セールの総売り上げ(税込み)は14億3957万円で、売却率94・8%だった。
同セールは社台ファームが多くの生産馬を上場しており「血統レベルが高い2歳セール」と評価されている。新型コロナの影響で20年は開催中止。21、22年はオンラインオークション開催。これまでの最高価格は藤田晋氏が21年に落札したドーブネの4億7010万円(税別)。