【中日】リーグ最速で20敗に到達 今季延長戦3戦3敗の立浪和義監督「点が取れなかったのが反省点」

3回1死一、二塁、細川成也が空振り三振の判定に、立浪和義監督が山口球審に抗議する (カメラ・馬場 秀則)
3回1死一、二塁、細川成也が空振り三振の判定に、立浪和義監督が山口球審に抗議する (カメラ・馬場 秀則)

◆JERAセ・リーグ 中日2―3広島=延長11回=(11日・バンテリンD)

 中日が今季3度目の延長戦を落とし、セ・リーグ最速で20敗に到達した。同点の延長11回1死二塁で、7番手・田島が代打・松山に中越えの決勝二塁打を献上。巨人に3連勝の後、広島に同一カード3連戦3連敗を喫し、借金は今季ワーストタイの「8」となった。

 

 以下、立浪監督、一問一答。

 ―最後は田島が松山に打たれた。

 「あのケースは正直にいくところではないですよね。こっちもしっかり配球の反省をして、やっていきたい。ただ、その後ボールになって四球になるかもしれない。当然、相手バッターも思いきっ振ってくるところ。まともにいったら最悪(でも)外野フライは確実だった」

 ―柳は5回2失点。走者を背負った。

 「先に点をやってはいけないと当然、投手は思う。ピンチが多かったんで、5回に追いつかれたところで代えましたけど。その後、中継ぎが踏ん張ってくれていた。抑え(のマルティネス)まで出しているんで。点が取れなかったのが反省点」

 ―打線は序盤に点は取ったが後半は続かなかった。

 「今日は相手が力のある投手。何とか2点は取れたが…その後ですよね。どっちが点を取るか勝負だったんですが、先に点を取られてしまった」

 ―走塁面でもミスがあった。

 「鵜飼のタッチアップとかね。ああいうところは次の8、9番打者を考えると(進塁すれば)点が入る確率も上がる。内野安打や暴投、捕逸もある。あそこはタッチアップしないといけなかった、という反省はあります。連敗中ですから、やれることをやっていかないといけない」

 ―村松にプロ初打点。

 「あそこはよく打ってくれた。今日の柳の出来からすると(中継ぎに)早めにつなごうとなる。少ない点数を守り切れないと、なかなか勝ちきれないんで。そこで追いつかれてしまったので敗戦につながった」

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