駒大の唐沢拓海が2部1万M日本人トップ「箱根駅伝まで良い状態で持っていく」…関東インカレ

10000メートル男子2部タイムレース2組、力走する駒大・唐沢拓海(20番)らランナーたち(カメラ・小林 泰斗)
10000メートル男子2部タイムレース2組、力走する駒大・唐沢拓海(20番)らランナーたち(カメラ・小林 泰斗)

◆陸上 関東学生対校選手権 第1日(11日、神奈川・ギオンスタジアム相模原)

 男子2部1万メートルは、今年の箱根駅伝で優勝し初の3冠を達成した駒大の唐沢拓海(4年)が、28分26秒83で日本人トップの4位だった。「3番以内を目標に臨んだので、最後勝てなかったのが情けない。4番では何も面白くない」と表情を変えず、話した。

 レースは終盤まで大きな先頭集団で進んだ。唐沢は残り2周で集団の前方まで進み「ラスト500メートルで仕掛けて勝ちたいと思っていた」と計画通りにスパート。しかし1週間前に走った日体大長距離記録会1万メートルの疲労もあり、残り300メートルで3人の留学生に抜き返された。

 2年時の箱根駅伝で1区2位と好走するなど、次期エース候補の唐沢だったが3年時は故障。一度もレースに出なかった。「駒沢に陸上をやりに来たのに、自分は陸上をやっていないなと去年の最後くらいに思いました」。1年3か月ぶりに挑んだ、今年4月の世田谷記録会5000メートルで13分50秒56をマークすると、続く日体大長距離記録会の1万メートルは27分57秒52をたたきだし、復活を印象づけた。

 史上初の2年連続3冠を目指す、三大駅伝への思いも強い。「全ての駅伝で1区を走りたい。駅伝シーズンから1月の箱根駅伝まで良い状態で持っていく。走るからには区間賞、最低でも3番以内が目標です」。今年度から監督に就任した藤田敦史氏も、練習の度に声をかけてくれると言い「期待に応えたい。頑張りたい」。帰ってきた唐沢が、最高のラストイヤーを走りぬく。

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