Twitter facebook Instagram YouTube

宝塚歌劇105期生が主演ラッシュ!雪組・紀城ゆりや初の大役に涙「何とも言えない感情が湧き出て…」

スポーツ報知
兵庫・宝塚大劇場での宝塚歌劇雪組「Lilacの夢路」新人公演を終え、舞台上で会見し、笑顔の紀城ゆりや(右)、音彩唯

 宝塚歌劇雪組「Lilac(ライラック)の夢路~ドロイゼン家の誇り~」の新人公演が11日、兵庫・宝塚大劇場で上演された。2019年入団の第105期生で5年目のホープ・紀城(きしろ)ゆりやが悲願の初主演を果たした。

 「Lilac」はドイツでの鉄道事業を夢見る5兄弟のサクセスストーリー。向こう見ずな性格の主人公ハインドリヒをしっかりとした口調で、落ち着いて演じた紀城は、カーテンコールで「未熟な私に多くの方々が救いの手を差し伸べてくださいました。セリフの通り『自分一人では何も成り立っていない』ことを強く感じました」と涙ながらにあいさつした。終演後、涙の理由を「ホッとした気持ちもあり、うれしい気持ちも。客席が見えた時に何とも言えない感情が湧き出て、涙があふれてきました」と苦笑しながら明かした。

 第105期生では今年に入り、月組・七城雅(ななしろ・みやび)、宙組・大路(おおじ)りせが連続で初主演を務め、今作で3組連続のセンター抜てき。次回大劇場公演の星組「1789」も稀惺(きしょう)かずとの初主演が決まっており、同期のラッシュが続く。

 本役のトップスター・彩風咲奈からは「初めての主演は何をやってもいいんだよ」「紀城も絶対できる」と言葉を贈られたという。「このような立場をいただき、今までにない緊張、不安がありましたが、何より楽しむことを大切に演じられたんじゃないかなと思います」と、やり切った表情。舞台の0番地からの光景は「まぶしくて、温かい場所」と表現した。

 ハインドリヒの夢の橋渡し役となり、思いに寄り添うエリーゼ役は、同じ第105期で首席入団の音彩唯(ねいろ・ゆい)が務めた。

 今年2、3月の「海辺のストルーエンセ」では外部劇場初ヒロインを務め、今回の新人公演でヒロイン3作目。本公演のショー「ジュエル・ド・パリ!!」では初のエトワールも担当する高い歌唱力で、舞台に彩りを与えた。「同期と相手役としてご一緒できてよかった。舞台の空間をいっぱい感じることができた」と音彩。トップ娘役・夢白あやには「よく見せる、ではなく、失敗してもいいから自分のエリーゼを生き抜いて」とアドバイスされ「パワーをいただきました」と笑顔を見せた。

 東京宝塚劇場での新人公演は6月29日に上演。紀城は「皆さんを包み込むような心の広さを持って挑みたい」、音彩は「細かい所を丁寧に、深いものをお見せしたい」と前進を誓った。

芸能

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×