今週のヴィクトリアマイルはイズジョーノキセキに騎乗します。今週は先週のCWコースに続き、坂路での追い切りにも乗せていただき、しっかりと気合をつけました。前走の阪神牝馬S、先週の追い切りと徐々に上向いてはいますが、まだ良くなりそうな感触がある。だからこそ、最後に負荷をかけました。ここからレース当日まで、どれだけ上向いてくれるかですね。
今年で6歳。年齢を重ね、乗りやすくなりました。そのぶん、距離はもちそうな感じもしますが、今回はマイルが舞台。そのなかで持ち味を引き出さないといけません。長い直線のある東京は重賞を勝っているように競馬しやすい舞台ですし、一瞬の脚をどこで使うか。道中はジッと馬群でため、一発を狙っていきます。
前日の京王杯スプリングCはラウダシオン。この中間は何度もコンタクトを取り、乗るたびに良くなっている手応えを感じています。斉藤崇調教師も「馬の走り方が違う」と言ってくれましたね。あとは実戦でどうかですが、どんな形でも対応できそう。状態はしっかりと整っていますから、あとは復活へと導くだけです。(JRA騎手)