開設73周年記念G3「五稜郭杯争奪戦」(13~16日)を開催する函館競輪の関係者と、元陸上自衛官で市営函館けいりん宣伝大使の福島和可菜が9日、東京・墨田区の報知新聞社を訪れた。出場予定の郡司浩平、守沢太志が直前の日本選手権での落車負傷で出走の可否は未定だが、新田祐大をはじめ、ダービーの決勝に駒を進めた犬伏湧也や、吉田有希、地元の菊地圭尚と大森慶一、北海道出身の野口裕史ら好メンバーが北の大地で熱戦を繰り広げる。
高校の陸上部で野口裕史と先輩後輩の間柄だった福島は「練習したり、遊んだり、青春時代を一緒に過ごしたので期待も込めて野口君を応援しています。連絡したら『プレッシャーになります』って返ってきましたが、決勝にもいってもらいたい」とエールを送った。
函館市競輪事業部の扇谷圭一部長は「新型コロナウイルス関連の規制がない初めてのG3。今年は家族連れにも楽しんでもらえるイベントをたくさん用意しています。ファンの皆さんはもちろん、いろいろな人に来場していただければ。売り上げ目標は50億円」と話した。