◆JERAセ・リーグ 中日0―2DeNA(30日・バンテリンD)
侍右腕の勢いを持ってしても連敗を止めることができず、今季最悪タイの4連敗を喫した。今季初の同一カード3連敗となり、昨季借金12の“天敵”DeNAには、開幕から5戦5敗。苦手意識は、深刻化していく一方となった。
打線はDeNA・東の前に8回まで二塁すら踏めず、今季8度目の零封負け。立浪竜は3、4月で8勝15敗の借金7。4月を終えた時点で借金7以上は、1980年の4勝13敗(借金9)以来43年ぶりの屈辱となり、シーズン序盤から早くも苦戦を強いられている。
以下、立浪監督の一問一答。
―高橋宏はボールが引っかかったり、シュートしたりした。
「昨年と比べて見てても、もうちょっと(フォーム的に)縦振りできてたのかな。その分、やっぱりシュートして甘くなるボールもある、という風に思う」
―チャンスで牧に打たれた。
「去年からあそこにチャンスいって、競ったゲームでやられている。同じようなチャンスを作らせて、いいところに回していてはいけない」
―東に苦戦した。
「確かにコントロールもよく、中盤から後半までで1、2番のヒットだけだった。クリーンアップが打たないとなかなか点は入らない。勝負どころでいいボールもきていた。そこまでに仕留めないといけない」
―アキーノの現状は。
「アキーノだけじゃなくて、全体的に打てていないわけなんで。何かきっかけをつかんでくれればと7番でつかってはいる」
―入れ替えは。
「ないです」
―福永の状態は。
「(来週は)大丈夫じゃないかなと思います」
―次カードから切り替えていく。
「ここまで23試合戦って良い面の方が少ないですけど、若い選手も出てますし、我慢してやっていくしかない。点とったら取られたり、投手と野手の絡みもうまくいってないですけど、我慢してやっていきたい」