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大仁田厚、腹部大動脈瘤の闘病中であること公表…4月30日に緊急入院、5月9日手術へ

スポーツ報知
アジアタッグ王座戦のリングに立った大仁田厚(カメラ・中村 健吾)

◆FMWEホーム第8戦「~THE DAWN~」大会(29日、横浜・鶴見青果市場)

 「邪道」大仁田厚率いるFMWEホーム第8戦「~THE DAWN~」のメインイベントで、大仁田がヨシタツと組んで全日本プロレス伝統のベルト・アジアタッグ王座2度目の防衛戦を敢行。石川修司、佐藤光留組を下し、2度目の防衛を果たした。

 1955年11月創設と日本最古のベルトであるアジアタッグの63年以上の歴史の中で王座戦がインディープロレス団体のリングで電流爆破マッチとして行われるのは、今回のFMWEが史上初だった。

 試合後のリングで大仁田は腹部大動脈瘤を患っていることを公表。医師によると、すぐに手術が必要な状態で4月30日に緊急入院。5月9日手術に踏み切る。

 ジャイアント馬場さんに憧れ、新弟子1号として入門した全日本プロレスで1974年4月14日、佐藤昭雄戦でデビューを飾った「涙のカリスマ」。27歳での左膝蓋骨粉砕骨折での1度目の引退。資金5万円で立ち上げたFMWでの成功と挫折。7度の引退、復帰を繰り返し「ウソつき」とまで言われる激動のレスラー人生を送ってきた。

 FMW時代の93年2月には遠征先の鹿児島で試合後に倒れ緊急入院。急性肺炎、敗血症を併発し、「死亡確率70%」と、まさに生死の境をさまよったこともある。

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