今日は東京に遠征して一頭入魂。サヴォーナで日本ダービー出走権を目指します。前走のアザレア賞で2勝目を挙げた後、すぐに青葉賞参戦が決定。陣営の期待の大きさが伝わってきますし、僕自身も“勝負駆け”を楽しみにしていました。
折り合いに不安がなく、乗りやすいところが最大の長所。前走は厩舎サイドがゲート練習を積んでくれていた成果もあり、自分から動いていけるポジションが取れました。ラスト3ハロンは33秒5の鋭さ。超スローのレースを勝ち切り、成長を感じることができました。
中間の状態は今週の追い切りで確認。コンスタントに使っているため大幅な上昇はありませんが、馬なりでもフットワークは素軽く、前走のレベルは維持できています。
まだ体に緩さがあって当初は「クラシックで勝負するなら菊花賞」と思っていましたが、現状でもトライアルならやれてもいいという手応えがあります。今回も一番大事になるのがスタート。きっちり決めて流れに乗った競馬ができれば、チャンスが出てきそうです。
(JRA騎手)
【東京】
11R・サヴォーナ A
(本紙評価)