【大学野球】慶大のドラフト候補・広瀬隆太が通算15号2ラン…早大・石井浩郎、立大・黒須陽一郎らに並ぶ

4回無死一塁、先制の左越え2ラン本塁打を放ち喜ぶ慶大・広瀬隆太(カメラ・岡野 将大)
4回無死一塁、先制の左越え2ラン本塁打を放ち喜ぶ慶大・広瀬隆太(カメラ・岡野 将大)

◆東京六大学野球春季リーグ戦第3週第4日▽明大5―2慶大(25日・神宮)

 今秋ドラフト候補の慶大・広瀬隆太内野手(4年・慶応)が両校無得点で迎えた4回無死一塁、今季2号となる左越え2ランを放った。これでリーグ通算本塁打を現役最多の15とし、早大・石井浩郎、立大・黒須陽一郎、慶大・谷田成吾に並んで歴代13位となった。試合は延長10回、慶大が敗れ、勝ち点を逃した。

 打った瞬間、本塁打を確信した。広瀬は立ち止まって左翼席の着弾点を確認してから、ゆっくりと歩き始めた。明大の先発・村田賢一(4年=春日部共栄)の初球カーブをフルスイング。チームに貴重な先取点を呼び込んだ。

 「カーブをしっかり待って、ためて打つことができた。自分の中でも納得がいくホームランでした」

 貴重な右の強打者。ネット裏で視察した日本ハムの山田正雄スカウト部顧問は「振りがよくなってきて、パワーが凄い。セカンドも無難にこなせる大型内野手とあって、魅力がある」と評価した。

 しかしチームは延長10回、競り合いに敗れて勝ち点を落とした。今春はまだ勝ち点がなく、厳しい戦いが続く。主将も担う広瀬は「次、勝つしかない。優勝がなくなったわけではない。スポーツをやっている以上は勝つしかない」とチームの思いを代弁した。次こそは自身のバットで勝ち点を奪い取る。(加藤 弘士)

野球

×