“山の妖精”こと城西大の山本唯翔が5000M初戦で日本人トップ…七大学対校

スポーツ報知
関東私学七大学対校陸上競技選手権大会の5000メートルで力走する山本唯翔

◇陸上 関東私学七大学対校陸上競技選手権大会(9日、埼玉・セナリオハウスフィールド三郷)

 男子5000メートルは今年の箱根駅伝5区で区間賞を獲得した“山の妖精”こと城西大の山本唯翔(4年)が、14分3秒20で日本人トップの全体3位だった。

 レースは序盤「引っ張ってもらえると思っていたんですが、なかなかペースが上がらなかった」と3000メートル過ぎで山本が海外選手の前に出た。しかしなかなかつき離すことはできず、ラスト1周で「勝負レースになって、自分の切り替えが足りなかった」と競り負けた。それでも「春先には13分45秒まではいきたいと思っているので、今後につながるレースになった」と前向きだった。

 山本は今年の箱根駅伝、山上りの5区で区間賞を獲得し、チームは総合9位。5年ぶりのシード権獲得に貢献した。櫛部静二監督から“山の妖精”と呼ばれ「反響は大きかったんですけど、徐々に落ち着いてきました。最初は恥ずかしかったんですけど、自分でも気に入っています」とはにかむ。今季は最上級生となり副主将にも就任。「背中で引っ張っていかないといけない。今日のレースでも多少は刺激を与えられたと思う」とうなずいた。

 自身ラストとなる来年の第100回箱根駅伝の目標は、総合3位以内。「そこに届くには、まだ足りない部分もたくさんある。今日のレースも一人一人がしっかり反省したり、良かった人は新しく目標を定めたり、前半シーズンを無駄にしないように全員で頑張っていけたら」と副主将らしく堂々と決意。期待の山上りについても「チーム状況にもよりますが、また5区となったら、しっかり走りたい」と力強く語った。

スポーツ

×