ハーフマラソン日本高校記録保持者の東海大ルーキー南坂柚汰が大学デビュー

スポーツ報知
ハーフマラソン日本高校記録保持者の東海大ルーキー南坂柚汰(左端)が大学デビュー戦に臨んだ

◇第59回四大学対校陸上競技大会  (9日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)

 順大、東海大、日体大、国士舘大が参加して行われ、男子5000メートルにハーフマラソン日本高校記録保持者の東海大ルーキー南坂柚汰が出場した。岡山・倉敷高卒業前の今年2月、そうじゃ吉備路マラソンのハーフマラソン(21・0975キロ)の部で、1時間3分15秒の日本高校最高記録で優勝した逸材は大学デビュー戦の5000メートルで14分22秒60で11位。「大学の練習は高校よりも質量ともにレベルアップして、まだ余裕を持ってこなせていません。新しい環境に慣れていく途中としては最低限のタイムで走れたので、ここから上げていきたいです」と南坂は冷静に大学デビュー戦を自己評価した。

 南坂は5000メートルで13分54秒90の自己ベストを持ち、昨年12月の全国高校駅伝1区(10キロ)では29分34秒で区間5位と好走し、倉敷の全国制覇に貢献した。そうじゃ吉備路マラソンのハーフマラソンでは長い距離の適性も見せ、河村知樹(山梨学院大学付属高)が2014年2月に香川丸亀国際ハーフマラソンでマークした1時間4分8秒の従来の記録を9年ぶりに53秒も更新した。

 東海大は今年の第99回箱根駅伝(1月2、3日)では15位に終わり、2年連続でシード権(10位以内)を逃した。また、昨年の第98回箱根駅伝5区で区間2位と好走した吉田響(当時1年、現3年)が今年4月に東海大から創価大に転校し、戦力ダウン。南坂は倉敷高先輩のエース石原翔太郎(4年)とともに東海大復活の切り札として期待される。

 すでにハーフマラソンで大学レベルのタイムを持つが、南坂はあくまで冷静。「もっともっとスタミナをつけなければいけません。東海大の4年間で石原さんのような強い選手になりたいです」。日本高校記録保持者の肩書きにおごることなく、落ち着いた表情と言葉で大学陸上界での抱負を明かした。

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