“こんまり”近藤麻理恵さんが片づけの「優先順位を下げた」理由…フォロワー「納得」「とても共感」

　“こんまり”の愛称で知られる片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんが８日までに自身のインスタグラムを更新。片付けを「あきらめた」と報じられていることについて心境をつづった。

　近藤さんは、著書「人生がときめく片づけの魔法」が世界でシリーズ累計１４００万部を突破するなど片付けのカリスマとして世界で知られている。こうしたなか今年１月、近藤さんを取材したワシントンポスト紙が「片付けをあきらめた」などと報じた。

　それ以降「『片づけをあきらめたって本当ですか？』と聞かれることが多くなった」という。「“あきらめた”というフレーズが一人歩きしている感がありますが…笑。正確にいうと『片づけの優先順位を一時的に下げていた』ですね」と、諦めたわけではないことを明かした。

　近藤さんは２０２１年４月に第３子男児を出産したことを公表。「３人目の子がいわゆる“寝ない子”だったので、とにかく睡眠不足でボンヤリして、仕事も生活も今までできていたことができなくなった時期があって。子供と過ごす時間＆健康管理、あとは自分のやるべき分の仕事、この３つを優先させたら、必然的に片づけにつかう体力と時間の余裕がなくなっていきました」と経緯を説明した。

　２０１９年にＮｅｔｆｌｉｘで公開した「ＫｏｎＭａｒｉ～人生がときめく片づけの魔法～」はエミー賞で２部門にノミネートされて人気ノンフィクション番組１位となるなど、片づけの第一人者として知られる近藤さん。「『片づけを生業にしているのにこれでいいのか、、』と、モヤモヤしたことも正直あります」と率直な気持ちを記し「でも、人生の中で今はそういう時期。今の私にはこれが正しいときめきのバランス。と考えるようにしたら、少しずつでも心が落ち着くようになりました」という。今後については「私は片づけの仕事が大好きですし、これからも片づけに困っている方の応援をしていきたいという思いは変わりません。なので今後も、もろもろバランスとりながら。片づけ＆暮らしのときめき磨きも、少しずつ、楽しんでいきたいです」とつづった。

　近藤さんは１４年にプロデューサーの川原卓巳さんと結婚し、１男２女の子どもがいる。この日の投稿には、夫と末っ子長男と手をづなく家族ショットを添えた。また、コメント欄にはフォロワーから「読んでいてとても救われました」「とても共感」「子育て中の女性なら共感できる納得の理由に、安心する方も多いと思います」「本当に愛のある決断。素敵です」の声が寄せられた。