【西武】隅田知一郎が球団ワーストタイの11連敗

スポーツ報知
西武先発の隅田知一郎 (カメラ・佐々木 清勝)

◆パーソル パ・リーグ 楽天―西武(5日・楽天モバイル)

 1勝が遠い。今季初先発となった西武の2年目左腕・隅田知一郎は初回、2安打1四球で無死満塁のピンチを招き、浅村の二ゴロの間に1点を失った。「粘り強く投げられました」と2回以降は6回まで1安打、無失点と立ち直ったが、打線の援護がなく今季初黒星を喫した。新人だった昨季、3月26日のオリックス戦(ベルーナドーム)でプロ初登板初勝利を挙げてから11連敗。1959年~60年まで11連敗を記録した田中喜八郎(当時西鉄)に並ぶ球団ワーストタイ記録となってしまった。

 それでも下を向くことはない。クオリティースタート(6回以上自責点3以下)を達成し、試合はつくった。「途中から本当に粘って試合もつくってくれました」と松井監督。隅田も通算2勝目へ「初登板で力みなく、6回を通してしっかり投げられたので。あとは2死からの四球を減らすことで球数も減らせますし、もうちょっと長いイニングを投げられると思います」と次戦をにらんだ。

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