那須川天心、デビュー戦は第3試合に決定…メインは急きょ相手変更の寺地拳四朗が防衛戦

那須川天心
那須川天心

◆プロボクシング ▽スーパーバンタム級(55・3キロ以下)6回戦 那須川天心―与那覇勇気(8日、東京・有明アリーナ)

 『Prime Video Presents Live Boxing』第4弾として行われる興行の試合順が発表され、那須川天心(帝拳)が日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)に挑むプロボクシングデビュー戦は、第3試合に組まれた。当日の第1、第2試合の進行次第だが、主催者は8日午後6時15分頃に配信開始予定としている。

 天心は今月1日に東京・後楽園ホールで公開スパーリングを実施。同門の福井勝也と、3分×2回を行い、攻撃力強化を印象づけた。「自分の中でも、当たれば倒れるパンチを手に入れた。踏み込むスピードだったり、僕はタイミングで倒すので、そのあたりを重点的にやってきた」と成果を口にし、「日に日に、強くなっている。やるべきことはやったし、勝つ自信しかない」と与那覇戦へ充実の表情で意気込んでいた。

 同興行のメインは、WBC、WBA世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ。王者・寺地拳四朗(BMB)が、肺炎発症で試合不可能となったWBO王者ジョナサン・ゴンサレスの代役に決まったアンソニー・オラスクアガ(米国)を迎え撃つ。セミファイナルでは、WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王座決定戦で、同級1位の井上拓真(大橋)が同級2位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)と対戦する。

 第1試合のIBF世界フェザー級挑戦者決定戦に臨む阿部麗也(KG大和)、第2試合でWBOアジアパシフィック・ウエルター級(66・6キロ以下)タイトルマッチを行う王者・佐々木尽(八王子中屋)―小原佳太(三迫)の激闘も注目される。

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