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オレゴン世陸代表の黒川和樹、400M障害初戦は49秒35「めちゃめちゃ良い。今年は自信がある」

六大学対校の400メートル障害で優勝した黒川和樹(左)と豊田兼(右)
六大学対校の400メートル障害で優勝した黒川和樹(左)と豊田兼(右)

◆陸上 東京六大学対校(2日、東京・国立競技場)

 男子400メートル障害決勝で、昨年の世界選手権(米オレゴン)代表の法大の黒川和樹(4年)が49秒35で優勝した。同種目の今季初戦を好タイムで終え「めちゃめちゃ良いです。こんなに出ると思っていなかった。めっちゃ動きました。うれしかったです」と喜んだ。2位は50秒00で慶大の豊田兼(3年)。

 初出場した昨年7月の世界選手権は、準決勝敗退。同年9月の日本インカレは7位に終わった。冬場は気持ちを切り替え、これまでよりも300メートルなど長い距離を多く練習。「特に11~1月はめっちゃ走って。毎日ケツ割れ(長い距離を全力疾走した後に尻から太もも裏が痛む症状)してるくらい走りました。だからか、結構良い感じです」と後半に強さが増した。

 今年の8月にも世界選手権(ブダペスト)が控えるが、参加標準記録はオレゴンの48秒90から上がり、48秒70。黒川が突破するには自己ベスト(48秒68)に近いタイムを出さなければならない。それでも冬季トレーニングは大きな自信になったといい「気持ちが去年より強い。今年は自信あります。自己ベストが出た時の動画を見返しても、もうちょいいけそうって思う」。突破レースに見据えるのは静岡国際(5月3日、静岡)、木南記念(大阪、5月6~7日)で「ほぼベストなので結構頑張らないといけないですが、できるだけ早めに切りたい」と力強く語った。

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