【広島】新井貴浩監督、逆転負けで19年ぶり開幕カード3連敗…無得点の記録更新は免れるも悪夢は続く

試合前、球場を訪れた広島OBの山本浩二氏(左)と話をする新井貴浩監督(カメラ・関口 俊明)
試合前、球場を訪れた広島OBの山本浩二氏(左)と話をする新井貴浩監督(カメラ・関口 俊明)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―2広島(2日・神宮)

 広島は、痛恨の逆転負けを喫した。開幕3連敗は1分けを挟んで4連敗だった13年以来、同一カードでは04年の中日戦(ナゴヤD)以来19年ぶり。新井貴浩監督の初勝利は、またも持ち越しとなった。

 2―2同点の8回、ミスが決勝点につながった。4番手で松本が登板。先頭の村上に打たれた飛球が右翼フェンスを直撃した。この打球に対して野間が処理に手間取り、さらに膝立ちの状態からの送球が一塁ベンチ方向へと転々とする間に、村上が本塁生還(記録は二塁打と右失)。勝ち越しを許した。

 不名誉な記録の更新は免れたが、勝利に結び付かなかった。開幕からセ・リーグのワースト記録(1988年・阪神)に並ぶ2試合、18イニング連続無得点で連敗スタート。この日は初回1死一塁から、秋山の適時三塁打でチーム初得点を生み出した。2回には新外国人デビッドソンに待望の来日1号ソロも飛び出したが、3回以降は追加点を奪えなかった。

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