◆JERAセ・リーグ 巨人3―2中日(2日・東京ドーム)
巨人の長野久義外野手が、7回に一時勝ち越しの適時打を放った。
この回先頭の4番・岡本和真内野手が中越え二塁打を放つと、続く好調の5番・中田翔内野手は四球で出塁。ここで開幕から9打席ノーヒットの6番・坂本勇人内野手が、投手の前に転がす送りバントで1死二、三塁。7番・大城卓三捕手の申告敬遠で満塁の好機。8番・ブリンソン外野手の代打で長野が打席に立ち、カウント1―1の3球目、スライダーをとらえて左前へ勝ち越し適時打を放った。
8回に追いつかれたものの、一時勝ち越しの一打に長野は「(岡本)和真、(中田)翔、(坂本)勇人みんながつないでくれたチャンスだったので何とかしなければという打席でした。ファンの皆さんの声援が打たせてくれました。ありがとうございます」とナインとG党に感謝した。
長野は今季、広島から5年ぶりに古巣の巨人に復帰。巨人での安打は18年10月17日、CSファイナルステージ広島戦(マツダ)以来1628日ぶりだった。