◆JERAセ・リーグ ヤクルト―広島(2日・神宮)
ヤクルトのドラフト1位右腕・吉村貢司郎投手がプロ初先発して、5回を85球、5安打2失点で降板。プロ初勝利はお預けとなった。
初回に長打で先制点を許すと、2回にはデビッドソンに来日1号を被弾。だが、この日最速の152キロ直球と多彩な変化球を操り、3回以降は立て直し、計4奪三振をマークした。「緊張はありましたが、立ち上がりに失点してしまうとゲームの流れがよくないので、そこはしっかり反省していきたい。3回以降は落ち着いて丁寧に投げられたので、3回以降のようなピッチングを立ち上がりからできるように練習していきたい」と次回登板を見据えた。
0―2の3回に3番・山田が今季1号2ランで試合を振り出しに戻して、2番手・木沢にマウンドを譲ったため、初勝利は次回登板以降に持ち越しとなった。