田中希実、豊田自動織機退社後の初レースは1000Mで2分44秒54 「世界陸上が一番狙いたい」

スポーツ報知
田中希実

 東京五輪陸上女子1500メートルで8位入賞した中長距離のエース・田中希実が2日、3月末に豊田自動織機を退社して以降、初めてレースに臨んだ。

 東京・駒沢陸上競技場で行われた「THE MIDDLE」の1000メートルに出場し、2分44秒54でゴール。田中は「練習は良くてもレースになるとかたくなることが続いているので、今日もそういうレースになってしまった。今後、もう一度自分らしさを見つめ直せるようにしたい」と振り返る。

 今季はブダペスト世界陸上(8月19日~27日、ハンガリー)代表を目指す。「世界陸上が一番狙いたい大会なので、そこに合わせられるように一つひとつ地道に頑張っていきたい」と意気込む。この日、新たなスタートを切り、「決意をより固めていきたい」と力を込めた。

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