【センバツ】報徳学園OBの金村義明さん「感動させてもらった」準優勝のナインをたたえる

スポーツ報知
報徳学園OBの金村義明氏

◆第95回センバツ高校野球大会最終日 ▽決勝 山梨学院7―3報徳学園(1日・甲子園)

 「4番・投手」で81年夏に全国制覇した報徳学園OBの金村義明さん(59)=スポーツ報知評論家=が準優勝した後輩たちをたたえた。この日は所用で現地での応援はかなわなかったが、テレビ観戦。「最後は少しピッチャーがへばってしまったかな。残念やけど、感動させてもらった。逆転の報徳ここにありを証明してくれた」と、逆転&サヨナラと劇的勝利の連続で決勝まで進んだ戦いぶりを評価した。

 昨年から野球部OB会の幹事に就任し、昨年末には報徳出身のプロ選手を集めた野球教室を開催した。「大角監督を盛り上げていこう、地元に恩返ししていこうということ。これからも全面的にバックアップしていく」。古豪復活と野球の裾野拡大に貢献していく構えだ。

 今大会は延長タイブレークを制した東邦との3回戦、5点ビハインドをはね返した大阪桐蔭との準決勝を現地で見守った。「アルプス席でこれだけ燃え上がったのは久しぶりやなあ。昨日は心臓が止まりそうに、不整脈になったわ(笑い)。WBCに続いて報徳が野球熱を示してくれた。また夏が楽しみやね」とさらなる飛躍を願っていた。

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