今年の箱根駅伝(1月2、3日)で10位だった東洋大の谷川嘉朗コーチが女子駅伝チームの監督を兼任することが1日、分かった。女子駅伝チームの永井聡監督は3月末で退任した。
帝京大出身の谷川コーチは卒業後、コニカミノルタに進んだ。コニカミノルタ時代の同僚だった酒井俊幸監督が2009年に東洋大監督に就任した際、酒井監督の強い要請を受けてコーチに就任。以来、14年、酒井監督とチームを支え続けている。今後、男子コーチ兼女子監督という「二刀流指導者」として、箱根駅伝はじめ男子の学生3大駅伝と、昨年は21位だった全日本大学女子駅伝で上位を目指す。