西武の山川穂高内野手が29日、ベルーナドームでの全体練習後、右手小指骨折のため開幕1軍メンバーから外れた源田壮亮内野手への思いを明かした。
WBC侍ジャパンメンバーとしてともに戦い、優勝を味わった仲間は、10日の1次R・韓国戦(東京D)で右手小指を骨折。その後もプレーを続けたが、大事をとって西武での開幕1軍メンバー入りは見送りとなった。
キャプテンで正遊撃手を開幕戦から欠く戦いは厳しいが、早ければ4月中にも1軍に合流する可能性もあり「カバーできるところと、できないところがあると思う。カバーできるところはしっかりカバーしていく。そんなにずっと離脱するわけではないと思う」と悲観はしていない。
シーズンは長い。「帰ってくるまで、きっちりやっていい位置にいて、帰ってきてみんなが揃ったら、またどんどん加速していければいいと思う。とりあえずは、しっかり治すことがゲンにとっては1番いい。僕たちも、開幕よーいどんから、しっかり勝っていけるようにはしたい」と源田が不在の間は何とか持ちこたえ、合流と同時にアクセルを踏み込む構えだ。