【中日】立浪和義監督、キューバから亡命報道のロドリゲスに「いてくれないと困る人が現状いない」

スポーツ報知
ジャリエル・ロドリゲス

 中日・立浪和義監督が29日、キューバから亡命報道されたジャリエル・ロドリゲス投手の現状について言及した。

 全体練習が行われたバンテリンドームで取材に応じた指揮官は、勝ちパターンの8回を託す予定だった右腕に「今日(日本に)着く予定が着いてないと、今のところそこまで報告で。いてくれないと困る人が現状いないわけですから。どこの監督もそうだと思うんですけど、勝ってるゲームをひっくりかえされるのが一番厳しい。チーム状況も悪くなることが多いので。(代役には勝野、清水に加え)祖父江もいますし、もしかしたら先発から1人、後ろに回さないといけない可能性もありますし。その辺はピッチングコーチと相談して。開幕は2日後なんで」と明かした。

 指揮官は、当初からロドリゲスを31日の巨人戦(東京D)の開幕メンバー構想に入れておらず、R・マルティネス、ビシエド、アキーノ、アルモンテ、カリステの外国人5選手が出場選手登録されることも明かした。

 キューバ出身のロドリゲスは、20年1月に育成選手で中日に入団。同年夏に支配下登録され、昨季は先発から中継ぎに本格転向し、56試合6勝2敗、39ホールド、防御率1・15で、最優秀中継ぎのタイトルを獲得。オフには球団と2年契約を結んでいた。

 WBCでは、主に先発としてキューバの4強入りに貢献。立浪監督は、ロドリゲスについて29日の来日予定を明かしていた。同じくWBCキューバ代表だった昨季セーブ王のマルティネスは28日、チームに合流していた。

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