侍ジャパンの2番打者としてWBC優勝に大きく貢献したソフトバンクの近藤健介外野手が28日、チームの全体練習に合流した。
14年ぶりに世界一を奪還した今大会。1番・ヌートバー、3番・大谷をつなぐ重要な役割を担い、7試合で26打数9安打の打率3割4分6厘、1本塁打、5打点。8四球を選び、出塁率は5割と持ち味を遺憾なく発揮した。
「レベルの高い選手の中で自分もやらせていただいて、本当に濃い1か月になりましたし、これからの野球人生につながる大会になったかなと思ってます。(当初は)ここまで試合に出られると思ってなかったですし、やっぱり1打席1打席勝負っていう気持ちでホークスのキャンプからWBCに向けていましたし、そういう結果が一番東京ラウンドからの好調につながったのかなと思ってます」
日本ハム時代に同僚だったエンゼルス・大谷の印象については「投げる、打つ、全てにおいて規格外だなと。すごかったですね。みんな話してましたけど、想像の本当10倍すごいというのは。(日本ハム時代を生で)見てない選手がほとんどだったんで。いざ目の前で見たら、やっぱり。ダルさんも言ってましたけど、村上が一番衝撃受けてたんじゃないですかね、見る感じ」と回顧。「(3番で)後ろに翔平がいましたし、やっぱり甘い球が来ますし。僕の実力以上のものを後ろの威圧感で出してもらったと思ってるんで」と感謝した。