日本バレーボール協会は27日、都内で会見し、今季の女子日本代表の登録選手40人を発表した。この中から各国際大会の出場選手が選出される。
昨年5位に入った世界選手権代表のエース・古賀紗理那(NEC)らに加え、12年ロンドン五輪銅メダルの大友愛さんの長女で、登録選手最年少16歳の秋本美空(東京・共栄学園高1年)、登録選手最長身の小林エンジェリーナ優姫(ウィスコンシン大グリーンベイ校大学院)ら12人が初選出された。
24年パリ五輪予選が9月16日~24日に東京・国立代々木競技場第一体育館などで行われる。開催国のフランスを除く世界ランク上位24か国(22年10月時点)が参加し、各8か国の3組に分かれて開催。総当たりリーグ戦を行い、上位2か国が出場権をつかむ。同予選に向けて、5月8日からの強化合宿までに20人程度に絞り込む見通し。会見に出席した真鍋政義監督は「必ず上位に入って五輪の出場権を獲得したい」と強い決意をにじませた。
また、今季の主将については、真鍋監督が「新婚の古賀でいきます」と発表した。古賀は昨季に続いての起用。昨年末に男子日本代表の西田有志(ジェイテクト)との結婚を発表している。