佐々木朗希ら侍ジャパンも登場　野球ゲーム『ＭＬＢ　ｔｈｅ　ＳＨＯＷ　２３』Ｒソックス吉田正尚は“開幕３番”

　メジャーリーグのオープニングゲーム（日本時間３月３１日）を目前に、一足お先に“開幕”だ。２８日に発売される『ＭＬＢ　ｔｈｅ　ＳＨＯＷ　２３』（英語版）は超リアルな映像で楽しめる野球ゲームの最新作。大谷翔平（エンゼルス）やダルビッシュ有（パドレス）ら日本人メジャーリーガーだけでなく、今作ではＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）に合わせたモードも実装。佐々木朗希、村上宗隆ら侍ＪＡＰＡＮのメンバーも一部収録されている。

　最先端のＣＧでリアルに再現されたＭＬＢの世界を、侍戦士が暴れ回る。現役選手に加え、ベーブ・ルースやケン・グリフィー・ジュニアらレジェンド選手を集めて自分だけのドリームチームを作る人気モード「ダイヤモンド・ダイナスティ」に、ＷＢＣで活躍した選手が参戦。２０の国と地域から１００人以上が登場する。

　全員でないのが残念ではあるが、日本からは佐々木、村上のほか山本由伸、近藤健介といった面々を収録。固有のフォームも再現しており、佐々木の足を高く上げる独特のセットポジションは本物そっくり。１００マイル（１６０キロ）の快速球でメジャーリーガーをバッタバッタとなで斬るのはゲームならではの痛快さだ。

　もちろん昨年活躍した日本人メジャーリーガーは全員登場。二刀流・大谷は最強レベルの能力を備え、投打に隙なし。昨期１６勝のダルビッシュはパドレスの投手ラインナップの一番手に君臨する。カージナルスには侍ＪＡＰＡＮで活躍したヌートバーもスタメンに登録されている。

　今期からＭＬＢに加入した一部の日本人選手（アスレチックスの藤浪晋太郎、メッツの千賀滉大）は現時点では確認できなかったが、本シリーズには「ライブロースター」という機能があり、現実に行われるメジャーリーグの進行に合わせてラインナップが随時更新される。ＭＬＢ開幕後の収録が期待される。

　ちなみに開幕戦の「ライブロースター」は既に届いており、レッドソックスの吉田正尚は３番バッターとしてスタメンに名を連ねている。

　そのほか、架空の選手の野球人生を体験する「ロード・トゥ・ザ・ショウ」やＧＭ（編成責任者）になって球団経営を楽しむ「フランチャイズモード」など、盛りだくさんの内容。ただし、ゲーム中の音声や表記はすべて英語で、日本語訳はされていないので購入の際には注意。

　プレイステーション５、プレイステーション４のほか、ニンテンドースイッチ、Ｘｂｏｘ　Ｏｎｅ、Ｘｂｏｘ　ＳｅｒｉｅｓＸ｜Ｓでも発売される。