サッカー日本代表「第2次森保ジャパン」が25日、千葉県内でトレーニングを行い、この日からFW久保建英(Rソシエダード)が練習に合流した。帰国時の新型コロナウイルス検査で陰性の確認がとれず、21日から23日は全体練習を欠席。初陣となった前日24日のウルグアイ戦(1△1)も欠場していたが、この日は軽快な動きを見せ、全快をアピールした。28日のコロンビア戦(ヨドコウ)へ「体調は全く問題ない。目に見える結果を求めていきたい」と意気込んだ。
カタールW杯では、1次リーグで先発した2試合はともに前半45分限りで交代。決勝トーナメント1回戦も体調不良で欠場し、不完全燃焼で大会を終えた。それでも「僕はW杯の時とは別人なので。あまり過去の話はしたくないので、次のコロンビア戦を見てもらえたら」と予告した。
「別人」の裏付けとなっているのが、クラブでの好調ぶりだろう。代表合流前最後の試合で、自己最多となるシーズン5点目をマークするなど、W杯後の11試合で3得点。「日常のレベルが上がり、僕がそこに慣れた時に今までと違った見方が出来ている。プレーに余裕が出来たり、そういう部分で成長を感じます」と胸を張る。だからこそ「今のコンディションで言ったら(代表で)トップ3に入る」とまで言い切る。その自信を28日のプレーで証明する。(後藤 亮太)