◆オープン戦 阪神7―0オリックス(25日・京セラドーム大阪)
■開幕第2戦は「秋山でいこうと思う」 阪神は初回に大山が2戦連発となる2号3ランを放って先制した。4回に佐藤輝も左中間へ4号ソロ。主砲コンビが今春初のアベック弾を披露した。投げては開幕第2戦の先発候補として登板した秋山が4回2安打無失点の好投で開幕ローテ入りをゲット。2番手の村上も2回無失点と好投し、完封リレーにつなげた。
以下は試合後の岡田監督の主な一問一答。
―大山が初回に3ラン
「うーん、なあ」
―打撃内容は
「フォアボールのな、見送り方もだいぶようなってきた感じはあるよな」
―開幕前に復調して欲しいと話していた中、安心できる材料か
「まあ、安心というか(笑)。まあそら本番で打って欲しいっていうのはあるけど。まあでも、全然打てんよりもな。俺らの気持ちもあるけど、本人もある程度打って、ちょっとええ感覚をつかんで(開幕を)迎えるほうがいいやろ。本人も、俺らもそやけどな」
―佐藤輝も本塁打
「ずっと試合出るやつは(開幕が)31日というのは分かってるんやから。まあ、それなりにはやると思うよ。まあ、もう明日1試合やけどな」
―佐藤輝の内容は
「そこまで内容とかはわからんけど、そらな、ひとつ言うたら、ストレート一発で仕留めて欲しいうのはあるよ」
―監督が危機感を持てと言った直後に
「そんなんお前、それで打てるんやったら毎日言うわ。言うても、打てんやつは打てんやないか。言うてできるんやったら毎日言うわ。毎日言うても、効き目ないやろ。たまに言うのがええやないか、時期的にものう」
―秋山が好投
「そうやな。持ち味というかな、丁寧に投げるな。今日は(村上と)4回、3回でいくつもりやったんや。秋山4で村上3で、打順が回ってきたらああいう感じになったけど。(秋山は)次な、いこかなと思うよ。(開幕カードの)2つ目は秋山でいこうと思う」
―今日のように村上とつなぐこともありえる
「一応セットで考えとったからな。一人でお前、7回投げてくれは、ちょっとまだあれやから。まあそういう意味でも今日2人な、あのくらい2人で投げてくれたらな」
―秋山は6回1失点くらいで投げられそう
「6回まで投げてくれんの。大変やんか、6回まで投げたら。(24日に)青柳4回しか投げられへんかったんやで。そんなん大変なことなるやん、代わりのピッチャーが6回1点に抑えてくれたら大変やん」
―湯浅と中野がチームに合流
「中野も明日出る言うとったしな。湯浅も明日ピッチングすると言ってたから。ボールもこっち帰ってきた方がな、なじんでるボールやからな。もうなんとなくいけそうな感じは本人も持ってるんちゃう?」
―28日からの2軍のオリックス3連戦で調整を
「まあ、そうやなあ。その辺で投げれたらな。まあ1回ぐらい、やっぱりちょっと1イニング投げてほしいというか。ちょうどうまいこと近くで3試合あったから、よかったよな。そこで野手もちょっと行くと思うよ。2カード目の(先発)ピッチャー投げるし、ちょうどいいな」
―監督も見に行く
「分からん。秘密や、そんなもん。どっちみち言わんでも(記者が)着いてくるやん」
―試合前に青柳と話をしていた
「昨日俺が言うたことや(クイックモーションの課題など)。ちゃんと説明しといたけどな。本人も分かってたから、納得して次の登板に備えるんちゃうか」