◆オープン戦 ロッテ0―1中日(25日・バンテリンドームナゴヤ)
ロッテのドラフト2位・友杉篤輝内野手(天理大)が「9番・遊撃」でスタメン出場し3安打をマーク。守備でも好プレーを見せるなど攻守でアピールした。
両軍無得点の3回2死、変化球を引っ張りチーム初安打となる左翼線二塁打をマークすると、1点を追う6回1死には再び変化球をはじき返し中前安打。中日のエース・柳から唯一のマルチ安打をマークすると、9回には遊撃への深い当たりを俊足を生かし内野安打とした。際どい判定に中日側からリクエストがあったが、判定は覆らず3安打をマークした。
チームは2試合連続の完封負けを喫したが、「オープン戦始まってなかなか結果出せなかった中でもらったチャンスだったので今日は思い切って行こうと。1打席目、初球からいけたのはよかったと思う。開幕から1軍に入れるようにやっていきたい」と意気込んだ友杉。守備でも初回に難しい当たりをダブルプレーにするなど、即戦力として期待がかかる22歳が攻守でアピールし存在感を示した。