◆オープン戦 ソフトバンク8―2広島(25日・福岡ペイペイドーム)
広島がソフトバンクに連敗した。3分けを挟んで7連敗で10戦白星なし。1試合を残して15年以来8年ぶりとなるオープン戦最下位が確定した。
先発・床田寛樹投手が初回から3イニング連続失点の3回8安打5失点。開幕2戦目の4月1日のヤクルト戦(神宮)の先発が見込まれる左腕は、オープン戦は3登板で防御率8・10とシーズンに不安を残す結果となった。
低調が続く打線も、20年オフに広島を戦力外となった藤井に対して沈黙。5回まで二塁も踏むことができず、7三振を喫した。リリーフ陣に対しても6回と8回、ともに内野ゴロの間に奪った2得点に終わった。
26日は本拠にソフトバンクを迎えてのオープン戦最終戦。新井監督就任1年目、投打ともにシーズンに光をともす試合で締めくくりたいところ。ただ、広島は例年、オープン戦は低調が目立つ。リーグ3連覇した16年は6位で、17、18年はともに11位だった。