浦和のマチェイ・スコルジャ監督(51)が24日、オンラインで会見し、26日のルヴァン杯グループステージ第2節・清水戦(浦和駒場)に向けて意気込みを語った。
リーグ戦は開幕から5戦を終え、3勝2敗。今季就任したポーランド出身指揮官は「Jリーグは監督の力を要求するリーグだ。それは自分にとってとても好ましいこと。ポーランドリーグはフィジカル的な要素が要求され、日本はより純粋にサッカー的な要素が要求される」と違いを語った。
ルヴァン杯は8日の第1節・湘南戦を0―0で引き分けた。各組で2位になった場合、成績上位3チームが決勝トーナメントに進出するレギュレーションとなっており、同監督は「グループを突破したいのであれば、次の試合では勝ち点3を取るべきだ。我々の目標は決勝に行き、勝って優勝すること。まずは次の試合で勝ち点3を取らなきゃいけない」と必勝を掲げた。
湘南戦で先発した20歳GK鈴木彩艶は、パリ五輪世代のU―22日本代表の欧州遠征に参加のため不在。GKは守護神の西川周作に加え、昨年加入の牲川歩見と今季加入の吉田舜がいる。清水戦のGKについて聞かれた指揮官は「牲川(にえかわ)がプレーする可能性が高い。もうこれ以上、名前は出さないですよ…」と笑顔で予告。195センチの28歳GKが今季初出場する可能性が高まった。
また、今月新加入したギニア代表FWホセ・カンテのベンチ入りについては「まだ、それに対して私自身が答えられない。明日、試合前日の練習を見て判断したい」。ルーキーの18歳MF堀内陽太、2種登録の17歳FW早川隼平(浦和ユース)については「次の試合、どちらかが(ベンチに)入る可能性はある」と明かした。