【侍ジャパン】戸郷翔征、開幕2カード目の初戦先発に照準 体調面や時差を考慮しながら開幕へ調整進める

スポーツ報知
会見で大会を振り返る戸郷翔征(カメラ・堺 恒志)

 巨人の戸郷翔征投手(22)が開幕2カード目の初戦となる4月4日・DeNA戦(横浜)の先発に照準を合わせることが23日、分かった。

 侍での経験を糧に、シーズンでも躍動する。昨季、自身初の2ケタ勝利となる12勝を挙げた右腕は、WBC決勝・米国戦では第2先発としてマウンドに上がり、米国の主将トラウトから鋭く落ちるフォークで空振り三振を奪うなど好投。今大会2試合に登板し、5回2安打1失点、防御率1・80をマークと存在感を示し、2009年の第2回大会以来、3大会ぶり3度目の優勝に貢献した。

 戸郷はこの日、チャーター機で成田空港に到着。登板日は渡米前に伝えられており、24日からチームに合流する予定。阿波野投手チーフコーチは「幸い、村田善則コーチ(侍ジャパンバッテリーコーチ)がずっと帯同しているので、状態は逐一、入ってきている。体調面とか時差とか、そういうのも含めて進めていきたいですね」と説明。今後、開幕へ向け調整を進める。

 また、31日からの開幕カード・中日戦(東京D)はビーディ、グリフィン、赤星が先発予定。5戦目以降は18日の日本ハム戦(東京D)で右肘の張りのため、1回21球で早期降板していた菅野の状態を見ながらとなるが好調のメンデス、横川がスタンバイしている。

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