◆第95回センバツ高校野球大会第5日▽2回戦 東海大菅生5―2城東(22日・甲子園)
東海大菅生(東京)は、元ヤクルト・宮本慎也氏(52)の長男・恭佑投手(2年)が先発マウンドに立った。
2回を被安打2、奪三振2、与死球1で2失点。暴投が失点に結びつく場面もあった。足を使った攻撃を得意とする21世紀枠の城東(徳島)にかき回され、ホロ苦の甲子園デビューとなったが「楽しんで投げられました」と感想を述べた。
試合に向けての父とのやり取りについては「落ち着いて自分の投球をしてこい」「(甲子園は)1つのプレーで流れが変わってしまう」とのメッセージがSNSで届いたと明かした。
チームは逆転で勝利し、3回戦へ駒を進めた。宮本は「雰囲気にも慣れたので、次は落ち着いて自分の役割を果たしたいと思います。自分は尻上がりで調子が良くなるので、長いイニングを投げる方が(短いイニングよりも)自信があります」と2度目の登板へ意欲を見せた。