◆第95回センバツ高校野球大会第5日 ▽2回戦 城東2―5東海大菅生(22日・甲子園)
21世紀枠で初出場し、選手12人、女子マネジャー1人の城東(徳島)は、東海大菅生(東京)から一時リードを奪うなど奮闘。アルプスだけではなく、内野スタンドのファンからも、1アウトごとに大きな声援が送られた。
試合前には、永野悠菜マネジャーがグラウンドに登場。甲子園初の“女子ノッカー”を務めた。ノックバットを手にユニホーム姿で本塁付近に立つと、グラウンド、スタンドに礼。三塁、遊撃、二塁、一塁と内野ノックを打った。17球のノックはほぼノーミス。「カッコいい!」と称賛の声が飛んだ。
試合終了後、整列し球場を後にする13人には、内野席に残っていた一般のファンから大きな拍手が送られていた。