ラグビーNZ代表“9番&10番”が来季からトヨタに加入 アーロン・スミスは姫野和樹との再会に「楽しみ」

スポーツ報知
オンラインでトヨタ入団会見を行ったボーデン・バレット

 ラグビー・リーグワン1部のトヨタが22日、ニュージーランド代表「オールブラックス」で114キャップのSHアーロン・スミスと、同代表で112キャップのSOボーデン・バレットの入団会見をオンラインで開いた。2選手は、母国代表の中心選手として活躍が期待される、9月のW杯フランス大会後の来季からチームに加わる。

 バレットは前身のトップリーグ時代の2021年シーズンにサントリー(現東京SG)でプレーし、現在は母国のブルーズに在籍する。3季ぶりの来日となるが「家族と共に、とても楽しみにしている。今回はコロナ禍ではない。以前よりも多くの経験ができると思う。より日本の文化を知りたいし、(トヨタのチームメートとは)ラグビーのフィールド内外でのコミュニケーションも大事にしたい」と笑顔で見据えた。

 一方のスミスはオールブラックスの中心選手として15、19年W杯に出場。日本でプレーするのは初めてだ。「日本のラグビーはハイスキルでワールドクラスの選手が他のチームにも集まっている。世界のトップとの対戦は楽しみ。スーパーラグビーや代表レベルの試合よりもゲームの展開が速く、それが自分のスタイルに合っていると感じる」と胸を弾ませた。

 両選手ともにオールブラックスの前ヘッドコーチで、トヨタの(強化本部を統括する役職の)ディレクター・オブ・ラグビーを務めるスティーブ・ハンセン氏の存在が、今回の決断を後押ししたという。また、スミスは21年に日本代表のNO8姫野和樹とハイランダーズで共に戦っている。「彼のプレーは好きだし、共にプレーできるのは楽しみ。彼が(ニュージーランドに)来た時には自分が様々な所に連れて行ったこともあったので、今後はその逆で、日本の環境に順応する上で、家族や自分自身をいろんな場所に連れて行ってくれるのかな。楽しみにしている」と再会を心待ちにしていた。

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