【オリックス】杉本裕太郎がオープン戦1号で昇天ポーズ、WBCで大活躍の後輩・吉田正尚から刺激

スポーツ報知
オリックス・杉本

◆オープン戦 オリックス4-2中日(21日・京セラドーム大阪)

 約5か月ぶりの「昇天ポーズ」に大歓声が上がった。同点の6回1死。杉本はフルカウントからのスライダーを左翼席へ運んだ。勝ち越しのオープン戦1号は、昨年10月13日のソフトバンクとのCSファイナルS第2戦で放った勝ち越し2ラン以来の一発。ベンチ前では「はやっているので」とペッパーミル・パフォーマンスを披露した。

 「久しぶりの本塁打だったので気持ちよかった。まだ打てるんやってちょっと安心しました。正尚が午前中に暴れていたのでいい刺激になった」。試合前、WBC準決勝で昨年まで同僚だった青学大後輩の吉田正が同点3ラン。「練習後、携帯見たら青学のグループLINEが200件たまってて『正尚がやりよった』ってすごい盛り上がってた。難しい球だけど、あれで本塁打を打てるのはあいつしかいない」と共演アーチにつなげた。

 Rソックスに移籍した吉田正の穴は大きいが、「リーグ3連覇、日本一2連覇を目指して全員で頑張っていきます」と誓った選手会長。「正尚は今いい感じ。打ってほしいし、(山本)由伸はベンチでしっかり声を出して優勝してほしい」と日の丸を背負う後輩にエールを送った。(森脇 瑠香)

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