侍ジャパンがWBC準決勝・メキシコ戦(米・マイアミ)で6―5で劇的なサヨナラ勝ち。世界一に輝いた09年以来の決勝進出を決めた。
東京ドームでは午後2時からのオープン戦・巨人DeNA戦のため、グラウンド上は試合前練習中。試合経過が気になる中、テレビ観戦するスタッフ、職員が細かく速報を伝言した。
0―3の7回に吉田正尚の同点3ランが出ると、巡回コーチとして1軍に帯同しているウィーラー打撃コーディネーターが「ヤバイ!ヤバイ!」と大興奮。
1点を追う9回無死一、二塁で村上宗隆の逆転サヨナラタイムリーが飛び出すと、東京ドームの職員、球団スタッフが拍手、歓声で大歓喜。試合前練習中の巨人選手、三塁ベンチ前でアップしていたDeNAナインも「ヨッシャー!」と絶叫するなど祝福ムードに包まれた。