【侍ジャパン】村神様が決めた!劇的サヨナラ勝ちで3大会ぶり決勝進出「本当にチーム一丸で勝った」スター軍団米国との頂上決戦へ

9回、村上宗隆のサヨナラ打に歓喜するナイン(カメラ・岩田 大補)
9回、村上宗隆のサヨナラ打に歓喜するナイン(カメラ・岩田 大補)

◆WBC2023 ▽準決勝 日本6×―5メキシコ(20日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)

 侍ジャパンの村上宗隆内野手(ヤクルト)が9回、劇的な逆転サヨナラ二塁打を放ちメキシコに勝利。優勝した2009年の第2回大会以来3大会ぶりの決勝進出を決めた。あす21日(日本時間22日)の決勝戦ではスター軍団のアメリカと対戦する。

 1点ビハインドの9回無死一、二塁でヤクルト・村上宗隆内野手がサヨナラ2点適時打を放ち試合を決めた。

 試合後のインタビューでは「何度も三振をして、何度も悔しい思いをして、その中でチームメイトがすごい、点を取ってくれて、助けてくれて。最後に打席が回ってきた。最後、僕が決めましたけど、本当にチーム一丸となった勝ちかなと思っていますし、期待に応えられてよかったです」と劇的な一打を振り返った。

 もどかしい展開だった。4回に先発・佐々木朗(ロッテ)が3ランを被弾。6回までは打線も沈黙して得点を奪えなかった。5回からは2番手で山本(オリックス)が登板。何とか無失点で踏ん張った。すると3点を追う7回に吉田正(レッドソックス)が右翼ポール際へ同点の3ラン。「追いついたのでここから勝ち越しましょう。お待たせしました」と興奮気味に振り返った。

 だが、直後の8回に山本、湯浅が踏ん張りきれず2失点。再び追う展開になった。それでも8回に代打・山川の左犠飛で1点差に詰め寄った。なおも2死一、二塁のチャンスを作ったが、近藤が見逃し三振に倒れていた。9回表は大勢(巨人)が無安打無失点の好投で流れを呼び込み、劇的サヨナラ打につなげた。

→→次ページに動画あり “村神様”が決めた!劇的サヨナラタイムリー

試合詳細
9回、村上宗隆のサヨナラ打に歓喜するナイン(カメラ・岩田 大補)
7回、吉田正尚の同点3ラン本塁打でベンチ前でハイタッチする(カメラ・岩田 大補)
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