【センバツ】広陵のボンズ・真鍋慧、技巧連発3安打 剛だけでなく柔もOK 広陵を春40勝に導く

7回1死、右翼線に二塁打を放つ広陵・真鍋 (カメラ・馬場 秀則) 
7回1死、右翼線に二塁打を放つ広陵・真鍋 (カメラ・馬場 秀則) 

◆第95回センバツ高校野球大会第3日 ▽2回戦 広陵5―0二松学舎大付(20日・甲子園)

 今秋ドラフト候補の“広陵(広島)のボンズ”、真鍋慧(けいた、3年)は二松学舎大付(東京)戦で3安打1打点と活躍し、2年連続で初戦を突破した。

 聖地に帰ってきた“怪物”が広陵を6校目の春40勝に導いた。今大会最注目スラッガー・真鍋は3安打1打点。「すごくホッとしている。チャンスで1本打ててよかった」。07年から続く同校の春の初戦連勝を5に伸ばした。

 高校通算51発のスラッガー。昨春に続く甲子園3試合目で待望の初アーチは出なかった。だが、3打席連続で“技あり”のヒットを連ねた。3回は左前安打。5回2死三塁でも、逆方向にはじき返す左前適時打。7回は外角低めの球をうまくすくい、最後は右手一本で右翼線に二塁打を放った。

 多い日は1・5キロの白米を食べるなど、体重は入学時の86キロから95キロに。パワーアップの一方で、冬場は約60センチの短いバットを左手で振り込み、バットコントロールが向上した。

 視察した巨人・水野スカウト部長は「超高校級。(今年のドラフト戦線の)目玉だからね。一発は出なかったけど、逆方向にもしっかり打てていた」。中日・米村シニアディレクターも「年間30~40本塁打を打てる選手に育っていくのでは。伸びしろしか感じない」と絶賛した。

 昨秋の明治神宮大会は準優勝。2年連続で大阪桐蔭に敗れた。「借りを返すのはセンバツしかない。一戦一戦積み重ねていけば、決勝戦で当たると思うので、集中して大事にやっていきたい」とリベンジ&日本一を期した。(瀬川 楓花)

 ◆真鍋 慧(まなべ・けいた)2005年6月17日、広島市生まれ。17歳。みどり坂小1年から瀬野ソフトボールクラブでプレー。瀬野川東中では広島安芸シニアに所属。広陵では1年夏から一塁でレギュラー。愛称の「ボンズ」はメジャー最多の通算762本塁打を誇るバリー・ボンズ(元ジャイアンツ)が由来。兄・駿さんは広島商の主将として19年夏の甲子園出場。189センチ、95キロ。右投左打。

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